2005.10.01

首相靖国参拝は違憲

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<首相靖国参拝>小泉首相「違憲ではない、理解に苦しむ」

 小泉純一郎首相は30日の衆院予算委員会で、首相の靖国神社参拝について違憲判断を示した同日の大阪高裁判決について「私の靖国参拝が憲法違反だとは思っていない。首相の職務として参拝しているのではない。それがどうして憲法違反なのか、理解に苦しむ」と述べ、反論した。松本剛明氏(民主)の質問に対する答弁。首相は同日夕、判決が自らの参拝に与える影響を記者団に問われ、「ま、ないですね、(判決自体は)勝訴でしょ」と述べ、否定した。
 答弁で首相は「私は戦没者に対する哀悼の誠をささげるということと、二度とあのような戦争を起こしてはならないという気持ちで参拝している。それが憲法違反であるというのはどういうことか」と判決を批判。年内の参拝の予定については「適切に判断する」との立場を改めて示した。【尾中香尚里】
(毎日新聞) - 10月1日1時29分更新
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 小泉首相の批判は、どうも理解に苦しむ。大阪高裁の判決で述べられていることは、『二度とあのような戦争を起こしてはならないという気持ち』であることを憲法違反と言っているのではなく、①そのことを最も公人としての性格が強い『首相』である小泉氏が、②『靖国神社』という純然たる宗教法人に、③『参拝』という名の神道形式の宗教儀礼で行ったことが、『政教分離』を定めた憲法に違反する、と言っているのである。
 ①については、歴代の首相が「公人」か「私人」かということを曖昧にすることで避けてきた問題であり、今回の判決の中でも詳細に検討して「公人」と認定している。
 ②については疑う余地のない事実であり、戦後GHQの「神道指令」の時に、靖国神社自身が超宗教的な立場から、一宗教法人となる道を自ら選択ことで存続を図った経緯がある。その後も、様々な機会に、靖国神社への参拝は「宗教」ではなく、「祭祀」だとか「(日本人)なら誰でも崇敬すべき“道”」である、とかの議論がされていきているが、これらはいずれも『倫理的カモフラージュ』に過ぎない。(高橋哲哉著「靖国問題」ちくま新書 参照)

 小泉首相が本当に不戦の誓いをたてるつもりであるならば、もっと他の方法があるのではないだろうか。まず、先の戦争がなぜ起きたかをもっと研究し、その中で「靖国神社」がどういう役割を果たしていたのかを学ぶべきだと思う。また、過去の日本に限らず、現代においても「宗教」による国民のコントロールが、戦争やテロといった問題にどれだけ深く関与しているのかを考えてみる必要があるのではないだろうか。

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2005.09.30

阪神タイガース、めざせ日本一

 阪神タイガースが甲子園でセ・リーグ優勝を成し遂げた。巨人を相手に堂々たる戦いぶりで、安心してみていられる試合だった。金本で先制、桧山でダメ押し、先発下柳が気迫あふれるピッチングで巨人打線を封じ、お決まりのJFKへ。最後は久保田のご愛嬌の暴投もあったけど。
 現在の戦力は、岡田監督が優勝インタビューで言っていたとおり、投手陣については12球団一だろう。何より今年はケガ人が少なかった。前半のJFKの酷使を心配する解説者が多かったが、下柳とウィリアムスを除けばみんな20才台。加えて、能見や杉山、江草などの新戦力も出てきている。
 打撃陣も、投手に比べれば相対的に高齢だが、関本、赤星、鳥谷、藤本など20台もレギュラーを確保している。あとは濱中が完全復調すれば、こちらも当分大丈夫だろう。

 “常勝”タイガースの残る悲願は、20年ぶり2度目の日本一。ぜひともパ・リーグはソフトバンクが出てきて、2年前の雪辱を果たして欲しい。

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2005.09.23

今年の阪神タイガース

asahi.comから
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阪神リーグVの経済効果、前回の4割強

 UFJ総合研究所は22日、阪神タイガースがセ・リーグで優勝した場合、全国で1455億円の経済波及効果があるとの試算を発表した。盛り上がり不足、衆院選があったための注目度不足、マジック点灯の遅さ――などを理由に、前回優勝時の4割強とした。
 内訳は、観客動員、球場内消費、交通費の上積みで41億円▽優勝セールで86億円▽飲食などの関連支出増で82億円▽スポーツ紙の売れ行きが伸びて5億円▽タイガース関連商品で433億円。こうした直接効果が計648億円に加え、間接的な波及効果が807億円あると見込む。地域別には近畿2府4県で709億円、それ以外で746億円。
 前回の03年の優勝は18年ぶりだったこともあって、繁華街のあちこちで優勝をさかなに盛り上がる光景が繰り広げられたが、今回の飲食などの関連支出は前回の10分の1程度にとどまりそうだとみている。
 ただ、共立総合研究所の試算では、中日ドラゴンズ優勝の場合、経済効果はほぼ東海3県に限られ、金額も186億円。日本経済への効果は、阪神優勝に比べ8分の1となっている。
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 私は小さいときからの阪神ファンである。85年の優勝の時はもちろん、一昨年の星野監督での優勝の時も会社の中のタイガース・ファンを集めて盛大な祝賀会を行った。一昨年は通販を使ってタイガース柄のネクタイや、星野と田淵の携帯ストラップ等のグッズも買った。もちろん、何回か試合の応援にも出掛けた。

 ところが、今年は自分自身でもいまひとつ盛り上がらない。20年に1回の優勝サイクルに慣れてしまったためか、また、今年の阪神の野球があまりに期待を裏切らないためだろうか。金本や今岡は、ここぞという時に必ず打つし、JFKにつなげば確実に逃げ切る。星野監督の時のように、何連勝、何連敗ということがなく、2勝1敗ペースで安定している。常に優勝を狙えるチームになったことは、ファンとして嬉しいことだが、換言すれば、熱狂的なファンの祈りにも似た声援を受けなくても、勝ってしまうのだ。
 阪神には、昔から「代打の神様」と呼ばれる人がいた。遠井、竹之内、川藤、八木...。負けているときでも、彼らが出てくれば何とかしてくれる。それを期待してチャンスになると彼らの名前を叫んだ。そんな選手が今年はいないし、そういう起用法を岡田監督はしていない。岡田監督の采配や選手起用は合理的すぎて、ファンが、ここは川藤だ、八木だ、と監督になったつもりで叫ぶ場面がないのだ。

 今年はサッカーのワールドカップ予選が行われて、サッカーに関心が行ってしまったことも盛り上がらない一つの要素だろう。ジーコの方が何でこんな選手使うの?とか、早く代えたらいいのにと思っていてもなかなか代えない。大黒だせよ、大黒を!とずっと叫んで、後半遅くなって登場し、期待通り点を取る。ファンの祈りが通じたかのような試合展開が何回かあったことが、サッカーに目を向けさせる結果になったのかもしれない。

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2005.09.22

後藤田正晴氏、死去

元副総理の後藤田正晴氏が亡くなった。以下、asahi.comより
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19日、死去した後藤田正晴氏(91)には、二つの顔があった。警察官僚トップ出身で「カミソリ」と恐れられる一方、晩年は、憲法改正や自衛隊の海外派遣に慎重なハト派保守政治家の代表的存在だった。戦争体験を持たず、改憲を志向する若手政治家が与野党を超えて増える中、後藤田氏の死去は政治家の世代交代を改めて印象づけた。
 「国民全体が保守化し、政治家がナショナリズムをあおる。大変な過ちを犯している。アジア近隣諸国との友好こそが大事なことだ」
 今年7月、朝日新聞のインタビューに応じた後藤田氏は、小泉首相の靖国神社参拝を機に近隣諸国との関係が揺らいでいることを危惧(きぐ)した。
 40年に陸軍に入り、主計将校として台湾で終戦を迎えた。戦争体験に基づく「非戦」の思いが、後に安保・防衛政策で穏健な立場を主張する原点だった。
 「戦争の覚悟はあるのか。私はサインしない」。87年には、ペルシャ湾に海上自衛隊の掃海艇を派遣しようとした中曽根首相に、そう迫り断念させた。96年の朝日新聞紙面では「武力によって他国民、他民族を従わせることはできない。ぼくは加害者の立場の経験を持っているから」と語っている。
 復員後、内務省に復職。警察畑を歩み、警察庁長官時代、よど号ハイジャック事件や連合赤軍のあさま山荘立てこもり事件などを処理した。72年、田中内閣で官僚組織トップの官房副長官に就き、その後、政界に身を投じた。
 96年の政界引退後も積極的な発言を続けた。かつて仕えた中曽根氏が会長を務める世界平和研究所が今年1月、独自の憲法改正案を発表すると、「自衛隊の国際活動を認めるならば、海外で武力行使はしないことを明記してもらいたい」と注文をつけた。
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 私は戦争体験はもちろんないが、父親は大正生まれで軍隊にも入っていた。それ故、後藤田さんと同じように二度と戦争はしてはいけない、戦争は我々が想像以上に悲劇的なものだということを小さいときから言われ続けて育った。今、50歳以下の人の親は、ほとんどが戦時中未成年で、自分たちが戦争をやったという意識がないのではないだろうか?もちろん、勤労動員等で、戦時下に育ったことは事実だろうが、主体として戦争を戦ったという意識に乏しいのではなかろうか?
 そうした世代の子供たちは、戦争の本当の姿を伝え聞いていないのではないだろうか。そんな世代が政治の中心を占めるようになってきた昨今の日本で、改憲や集団的自衛権の容認の声が出るのは当然とも言えるが、直接伝え聞かなくとも、過去の歴史を真摯に学び、いろんな資料に触れることでも、「非戦」の気持ちは持てるのではないだろうか。

 TBSの「ニュース23」では、後藤田氏の過去のインタビューを流していた。その中で、氏は若手の政治家を評して“情緒的すぎる”といい、“付和雷同”だと語っていた。それは何も政治家だけでなく、国民全体がそうなってきているような気がする。

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2005.09.18

民主党のわかりにくさ

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前原・民主代表「憲法改正で自衛権明記を」

 民主党の前原代表は17日の記者会見で、憲法9条の改正について、「私の意見は(戦争放棄をうたった)第1項はいいが、(戦力保持と国の交戦権を認めない)2項は削除して自衛権を明記するということだ。党内議論を進めたい」と述べ、自民党などと協議を進める考えを明らかにした。

(2005年9月18日1時45分 読売新聞)
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民主党の新代表が、早くも憲法改正に触れる発言をしている。
「戦争放棄」はいいが「戦力不保持と交戦権の放棄」はダメだということだが、「戦力不保持」を憲法で謳わない限り際限なく戦力の増強に走ってしまう可能性があり、また、他国からも信頼されないということを理解していない。
まして、憲法改正の発議に必要な2/3の議席を自民党が衆議院で握ってしまったときに、こうした発言をすることで、ますます自民党を勢いづけさせてしまうのではないかと不安になる。
もともと民主党は、右から左までいろんな議員がいて、旧社会党系等憲法9条擁護の勢力がいる一方で、日の丸を掲げて尖閣諸島に乗り込むような議員もいる。東京都で国旗と国歌の斉唱を強く推進し、反対する教員を弾圧しているのも民主党だ。こんな判りにくさが今回の総選挙の敗因になったと思っているのは、私だけだろうか?

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2005.09.17

プログ再開

およそ7ヶ月ぶりのプログ再開です。デザインも変えてみました。

この間、仕事が多忙だったこともありますが、世の中にプログがあまりにも広まり、ある種の世論を形成するまでになっていますが、かつての“2ちゃんねる”のように、世論が偏った方向に一気に流れる道具となっているような気がして書き込みを控えていました。
ブログは、誰にも干渉されずに自分の思いを素直に表現できる手段であると思っています。
自分が感じたときに、感じたままに、書き込んで行きたいと思っています。

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2005.02.06

フリーターの漂流

 昨晩のNHKスペシャル「フリーターの漂流」を見ました。前にも触れた山田昌弘著『希望格差社会』に書かれていた日本社会の現実が、浮き彫りにされた番組だったと思います。親にパラサイト(寄生)していたり、夢や希望を実現するために一時的に働いているというある種の“言い訳”をしている人も出ていましたが、これらもまさにこの本に書かれていたとおりでした。
 製造業だけで100万人もフリーターを雇用し、請負会社を通したフリーターの活用で今の日本の産業が成り立っているということは事実ですが、テレビにも出ていたように、中にはすぐ短気を起こしてそうした世界にも溶け込めなかったり、35歳を過ぎてフリーターをせざるを得ない人もいるという現実は、やがてこれらの人たちが日本社会の中で“不良債権化”する、というこの本の指摘にも肯かざるを得ない気がしました。
 こうしたフリーターの利用による日本経済の競争力維持ばかりに目を向けていると、やがて貧富の格差が拡大して社会が荒廃してしまうのではないでしょうか。

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2005.01.29

電園地帯

asahi.comから
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「楽書き」「電園地帯」……子どもの苦手な漢字くっきり

 落書きを「楽書き」、人に仕えるを「使える」――。文部科学省所管の財団法人「総合初等教育研究所」(岐阜県)は27日、小学校で学ぶ漢字がどれだけ身についているかの全国調査結果を公表した。全学年を平均した正答率は、読みが89%で、書きは72%。ただ、学年が進むにつれて習得状況が低下する傾向が示され、小6で学ぶ漢字では正答率が80%に達した字は全体のわずか16%だった。同研究所は「学校は、児童一人ひとりの漢字学習の状況を次の学年にきちんと引き継ぐなどの工夫が必要だ」と提言した。
(中略)
 間違いを類型化すると、読みでは音訓の取り違えが各学年とも2割前後にのぼった。例えば、4年字の「米作農家」を「こめ作」と読んだ子どもが74%いた。
 また、書きでは音が同じ字を誤用するケースが目立ち、特に高学年で3割近くに達した。3年字の「すずしい木かげ」を37%が「小かげ」と書いたケースなどがあった。全学年を通じて、点の位置や「はね」など、字形をあいまいに覚えている傾向が強く、誤答の2~3割を占めた。
 ほかに、「楽(落)書き」(33%)、「電(田)園地帯」(34%)、「積乱運(雲)」(29%)などの珍回答もあった。
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 ちょうど今、三浦展著『ファスト風土化する日本』という本を読んでいる。この本は、のどかな田園風景が広がっていた地方の田舎に高速道路や新幹線が通り、大型ショッピングセンターやロードサイド店が出来て24時間営業するようになったことが、地方の家族の繋がりやコミュニティーを破壊し、その結果が子供の連れ去りや子供による殺人事件などの殺伐とした事件が地方で増えている原因ではないか、ということを書いている本である。
 小学生で「田園地帯」を「電園地帯」と間違える子が多いというのも、“田”んぼがなくなってヤマダ電機やコジマなどの大型“電”器店が林立する、という状況をまさに表現しているような気がする。

 私の故郷も昔は街中のアーケードのある商店街が中心だったが、郊外にバイパスが通り、駅の裏側に太い道がつけられ、さらに県庁が郊外に移転したことで、かつては一面田んぼだった地域の様相が一変した。バイパスと駅からの太い道の交差点にはヤマダ電機があり、反対側にはコジマがある。電気製品は東京で買うよりも故郷で買ったほうが品揃えもいいし安いくらいだ。
 車の交通量は多いし、それらの大型店の駐車場は休日には一杯になっている。店は結構混んでいるが、“街”として「賑やか」という表現には程遠い。店から店への移動も車だし、外を歩いている人がほとんどいないからだろう。

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2005.01.16

新しい地名

 平成の市町村大合併によって新しい市名がいくつも誕生しているが、従来の地理の知識ではどこにあるのかわからない市が多い。例えば瀬戸内市。瀬戸内海沿岸であることは間違いないだろうが、兵庫県から山口県の山陽側か、香川県、愛媛県の四国側なのか?
雲南市、って中国の?
南砺市は、なんと読むのかな?
北杜市は北海道にあるの?
東温市東御市は近くにあるのか?
山県市は「やまがたし」と読むらしいが、岐阜県だそうだ。また、今後新設予定の市町村では、さくら市というのもあって、これは全く既存の地名から作ったものではないようだ。

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2005.01.07

性犯罪前歴者の居住地

奈良の少女誘拐殺人事件を受けて、警察庁が前歴者の居住地を把握する制度の新設を検討している。

YOMIURI ON-LINE から
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性犯罪前歴者の居住地、警察が把握できる制度新設へ

 警察庁は6日、性犯罪者による再犯を防ぐため、性犯罪の前歴者の居住地を全国の警察が把握できる制度を新設する方針を明らかにした。
 奈良市の小1女児誘拐殺害事件で、女児への強制わいせつの前歴がある容疑者が逮捕されるなど、悪質な再犯が相次いでいることを受けた措置。近く法務省などと協議に入る。
 同庁の漆間巌長官が同日の会見で公表した。漆間長官は、この日の国家公安委員会で、複数の委員から「性犯罪の前歴者の情報を地域住民にも提供すべきだ」との指摘を受けたことも明らかにした上で、「住民への情報提供は人権上の問題があるため慎重に考える必要があるが、警察として、前歴者がどこにいるのか把握できる仕組みは早急に構築したい」と語った。
 同庁によると、この制度の対象として検討しているのは、強姦や強制わいせつといった性犯罪で実刑判決を受けて服役後に出所した者や執行猶予中の者。
 2001年10月から始まった「出所情報通知制度」では、犯罪被害者が加害者の出所後の居住地域などを知ることが可能になったが、あくまで被害者への報復を防止することが目的で、警察が、性犯罪の前歴者の動向を正確に把握する制度は整備されていなかった。
 同庁は同時に、性犯罪で服役している受刑者に対し、他の刑法犯とは別に、専門の矯正プログラムを準備するよう法務省に働きかけたい、としている。
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 こうした制度を実施することになると、罪を犯した人は裁判で決められた刑期以上の刑罰を受けるに等しいことになる。確かに今回の事件は残忍で、社会的にとても許容できない犯罪であり、犯人が以前に同様の事件を何回も起こしていたことを考えると、こんな制度の話が出てもよさそうだが、中には出来心からやってしまって本当に悔い改める人もいるだろうし、冤罪という場合もあり得る。本来、刑罰を受けさせるということは、それによって悔い改め、矯正させることを目的としたもので、記事の最後にある“専門の矯正プログラムを準備する”という方向性は正しいと思う。
 最も恐れるのは、一度こういう制度が出来てしまうと、これが性犯罪に留まらずあらゆる犯罪に適用されてしまうのではないか、ということだ。そうなると、犯罪の前歴者は一層社会から隔離され、更正できなくなって犯罪を繰り返す結果になるのではないだろうか。

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2005.01.05

レトロ家電

rengi 年末年始の休みに実家に里帰りしていました。実家には古い電気製品が沢山あって、まだ使っているものもあります。その一つは電子レンジ。30年くらい経っているかもしれません。最初の頃は20万円近くしたように思います。

 それから、ステレオ。当時は有名だった「TRIO」のブランドです。今もあったかな?さすがにこのステレオは、テレビの台として使われているだけです。両脇の大きなスピーカーも別のところで物置台になっています。前の扉を開くと、中にはレコード・プレーヤーがあります。
 trio
 他にも私が生まれる前からあった日立の冷蔵庫とか、京セラの初代のPHSもあり、これらは現役で活躍しています。コタツやオーブントースター、電気ストーブなども20年以上前のものを使っています。まるでレトロ家電の博物館のようですが、昔の家電は結構自分で修理できたりするので長持ちしますね。

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2004.12.27

『希望格差社会』を読んで

 山田昌弘氏の『希望格差社会』を読み終えた。随所に鋭い視点があり、納得する本である。かつて“パラサイト・シングル”という言葉を生み出した氏が、親に寄生して優雅に独身生活を謳歌するパラサイト・シングルや、夢を追い続けるための仮の姿と本人たちが思っている“フリーター”が、やがて中年となり「不良債権化」し、それらの人たちが絶望から逃避するために“アディクション(嗜癖)”や新興宗教に走り、さらには他人が同じ不幸になることを願う「エンビー型」の嫉妬心を生み、「不幸の道連れ」型の犯罪につながっている、という指摘は、的確な分析のように思える。
 先日も病院で不治の病だと思った患者が、同じ病室の患者をいきなり二人も殺す事件が起こった。また、ちょっと前にあった、少女がビルから小さい子供を突き落とした事件なども、少女の家庭環境がかなり複雑だったようで、こうしたケースに当てはまっているのかもしれない。
 本書の最後では、こうした社会に対する処方箋も検討されているが、切り札はないように思えた。確かに、ITの寵児や海外で活躍するスポーツ界のスターを褒め称えてグローバル化や構造改革を進めようとするだけでは、この『希望格差社会』がますます進行し、落ちこぼれる人たちを「自己責任論」で片付けるのは乱暴で、社会が不安定化することは間違いないだろう。また、高度成長期のような“オールド・エコノミー”に回帰することも鎖国するのと同じで出来ないだろう。
 著者は最後に「個人的対処への公共的支援」を方向性として主張しているが、やはり国自体の進路に希望が見えるような政治が、まず必要ではないだろうか。

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2004.12.26

『良心の囚人』に控訴

 先日一審で無罪が言い渡された『良心の囚人』に対して、検察側が控訴した。
以下、YOMIURI ON-LINE から。
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防衛庁官舎ビラ無罪判決、検察側が控訴

 東京地検八王子支部は24日、東京都立川市の防衛庁官舎敷地内でイラク派遣反対のビラを配布し、住居侵入罪に問われた市民団体「立川自衛隊監視テント村」メンバー3人に対する東京地裁八王子支部の無罪判決(求刑・懲役6月)を不服として、東京高裁に控訴した。
 長谷川憲一裁判長は16日の1審判決で、「居住者らのプライバシーを侵害する程度は低く、刑事罰に処するに値する違法性は認められない」とした。
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同じ日に、次のような事件も発生している。
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マンション内でビラ配布、57歳男を逮捕

 東京都葛飾区内のマンション内にビラを配布するために侵入したとして、警視庁亀有署が同区内の男性(57)を住居侵入の現行犯で逮捕していたことが25日、分かった。
 調べによると、男性は23日午後、同区内のマンションに入り、各戸のドアの新聞受けに、共産党の「都議会報告」や「区議団だより」などのビラを配布していた。
 住民の110番通報で駆け付けた同署員が取り押さえた。マンション敷地内にはビラ配布を禁止する注意書きがあったという。
 共産党葛飾地区委員会によると、男性は同党の協力者。新聞受けに投かんした後、110番通報した住民から直接抗議を受け、「政治活動なので、あなたが入れてほしくないのなら入れない」と話していたという。
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わが家も集合住宅だが、郵便受けには毎日のように宗教団体のパンフやアダルト関係のチラシが入っている。警察が取り締まっているのは、明らかに意図を持った“不公平な”取り締まりだ。言論に対する取締りが、不気味に進行している気がしてならない。

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2004.12.25

不平等化の進行

 昨日の朝日新聞夕刊に『広がる不平等の裂け目』と題した評論が載っている。巨人の渡辺恒雄元オーナーの“たかが選手”という発言と、小泉首相の“人生いろいろ”発言が、本人たちが意図したかどうかは別として、現代社会で進行している「不平等化」を一瞬暴いた、というのである。
 「たかが」と言われた選手たちは、自分の夢を実現したヒーローであると自覚していたにもかかわらず、「たかが」と一蹴された。小泉首相は、国会議員の息子という生まれつきの「幸運」で、勤務実態がなくても社員になり、厚生年金に加入できていた。こういう不平等が、近年急速に拡大しているにもかかわらず、自分なりの解釈でわが身を慰撫することで“封印”されているという。

 ちょうどいま、山田昌弘氏の『希望格差社会』という本を読んでいる。氏は、90年代以降、日本社会は【リスク化】が進行し、「勝ち組」と「負け組」の格差がいやおうなく拡大するなかで「努力は報われない」と感じた人から「希望」が消滅しており、将来に希望が持てる人と、将来に絶望している人の分裂を「希望格差社会」と名付けている。
 この本についての感想は、また別に書きたいが、確かに最近の信じられないような殺人事件などをみていると、アメリカン・ドリームのような大成功がある一方で、多くの国民が「絶望社会」に墜ち込み、鬱積が溜まってきているように感じられる。

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2004.12.21

浅草寺 羽子板市

2004_1218_130108aa 先週土曜日、浅草寺の羽子板市に行ってきました。ヨン様やイチローなど話題の羽子板もありましたが、やはり本物の美しい着物を着た娘姿の羽子板がきれいでした。いくつも見て回ると、1500円位にまけてくれる羽子板と1万円以上する羽子板との違いがはっきり判ってきて、安い羽子板には目がいかなくなります。

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2004.12.17

『良心の囚人』に無罪

 「良心の囚人」に無罪判決が出た。
以下、asahi.comからの引用。
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反戦ビラ訴訟、3被告に無罪 地裁八王子支部

 自衛隊のイラク派遣反対を自衛官やその家族に訴えるビラを防衛庁官舎の新聞受けに入れたとして、住居侵入の罪に問われた市民団体の3被告について、東京地裁八王子支部は16日、全員に無罪判決(求刑はいずれも懲役6カ月)を言い渡した。長谷川憲一裁判長は「住民のプライバシー侵害の程度は低く、ビラ入れが憲法で保障された政治的表現活動の一つとして民主主義社会の根幹をなすことを考えれば、刑事罰に値するほどの違法性はない」と述べた。 (中略)
 ビラ入れのために他人の敷地に入る行為は、刑事罰を科すほどの違法性があるのか▽それが表現の自由を保障した憲法とのかねあいでどう評価されるか――が裁判の争点だった。
 判決はまず、3人が無断で官舎に立ち入ったことについて、「住民らの意思に反しており、住居侵入罪を構成する要件にあたる」と判断。そのうえで、「たとえ要件を満たしても、動機や行為の態様、被害の程度などを考えたときに、違法性が低く犯罪が成立しない場合もある」とした。
 これを踏まえて、判決は3人の行為を検討。(1)自衛隊のイラク派遣に関する見解を伝えるという動機は政治的意見の表明として正当(2)訪問販売や勧誘行為などと比べ、居住者が被る迷惑は少ない(3)住民の被害感情を考えても被害の程度は低い――と指摘した。
 さらに判決は、「ビラ入れは政治的表現の一つで、商業的宣伝ビラの配布に比べて優越的な地位にある。それなのに、正式な抗議や警告といった事前連絡もせずいきなり検挙し、刑事責任を問うのは憲法の趣旨から疑問だ」と批判。「刑事罰を科す程度の違法性はない」と結論づけた。
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当然の判決が出てほっとしている。もし有罪判決が出たら、日本も某国のことを批判出来なくなる。


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2004.12.15

経済制裁への不安

 横田めぐみさんや松木薫さんの遺骨が本人ではないと分かってから、今まで経済制裁に対しては中立的な報道姿勢だった朝日新聞やNHKが、積極的に北朝鮮を非難し、経済制裁を支持するような報道に変わってきている。そればかりか、共産党までもが参院拉致問題特別委で北朝鮮に対して経済制裁の積極的発動の検討などを政府に求める決議に賛成した。
 確かに北朝鮮の金政権の対応は何を考えているのかよくわからないが、国内が経済制裁一色に染まっていくことに強い不安を覚えている。北朝鮮も、「万一、『制裁』が発動されれば、我々はそれをわが国に対する宣戦布告とみなし、強力な物理的方法で即時対応するであろう」というコメントを出している。
 経済制裁が実施されて国交交渉が閉ざされ、核開発疑惑に対する6ヶ国協議も破綻した場合、どんな事態が想定されるだろうか?北朝鮮は平壌宣言の破棄とみなして、また「不審船」や「ミサイル」をチラつかせてくるだろう。未帰還の拉致被害者の情報はまったく途絶えることになるし、その状態が何年も続くだろう。経済制裁を実施すれば、いずれ北朝鮮側が折れてくるという見通しは、中国や韓国までもが経済支援を続けている中で、本当だろうか。
 北朝鮮からのリスクは、拉致被害者だけではなく、国民全体に及ぶ可能性がある、ということを理解しているのだろうか。
 もうひとつ気がかりなのは、金正日政権の行動が、イコール北朝鮮、イコール朝鮮民族というふうにならないか、ということである。イラクのフセイン政権とイラク国民への感情には、みごとに分離が見られた。フセイン政権=悪、としてもイラク国民を憎んだり悪人とみる風潮はほとんどないように思う。北朝鮮に対してはどうだろうか?

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2004.12.14

本当の人道援助を妨げる「人道復興支援」

 「国境なき医師団」からニュースレターが届きました。スーダン・ダルフールでの活動への支援を求める内容ですが、気になるメッセージが載っていました。以下、ニュースレターNo.77からの引用です。
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■2004年、国境なき医師団(MSF)は相次いでアフガニスタン及びイラクからの撤退を余儀なくされました。背景には、単なる治安・情勢の悪化ではなく、いわゆる「テロとの戦い」のなかで政治的な意図を持った「人道支援」が軍のプレゼンスのもとに実施されるようになり、人道支援と軍事行動が混同されるようになった事実があります。政治的「人道支援」の台頭により、本来あるべき人道支援の姿が歪められ、混乱を生じ、援助従事者と援助を必要とする人たちの命が危険にさらされる事態となっているのです。
■アフガニスタンとイラクでは、人道支援と軍事行動とが混同視されるようになった結果、中立の立場で活動する民間援助団体までもが攻撃の標的とされ、人道援助の場は事実上奪われ、失われました。(中略)
■人道援助とは独立・中立・公平の原則により定義づけられ、おのずと政治とは分離されるはずのものです。何を持って人道的活動とするか、誰を持って人道援助従事者とするかを明確にすることが、今、人道援助の場において最も必要とされています。援助を受ける国の人たちが、人道援助活動を権力とは無関係であると認識する事は必須なのです。その認識があってはじめて、MSFのような人道援助団体が、危険を負うことなく必要な自由を得て活動することが可能となるのです。(後略)
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 先日、日本は自衛隊の「人道復興支援」活動の一年延長を決めました。日本の国民すらかなりの人がアメリカに対する政治的なプレゼンスであろうと認識していると思います。そうであっても、ほんの少しでもイラクの人たちの役に立っているのであれば許せるという気もします。
 しかし、こうした政治的「人道支援」が、本当の支援活動を阻害し、結果的にイラクの人たちの本当に必要なものを得る機会を奪っているとしたら...  一刻も早く止めて帰るべきではないでしょうか?

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2004.12.12

わが家の百人一首の遊び方

 もうすぐお正月ですが、わが家には百人一首を使った面白い遊び方があります。子供のころ祖母から教わったので、昔からやっていたのだと思いますが、わが家では“ぺちゃ五枚”と呼んでいます。百人一首では、競技かるたの他に“坊主めくり”が有名ですが、インターネットで調べたところ、“青冠”または“色冠”という遊び方に似ていますが、ちょっと違うところもあるようです。
 百人一首は読み札だけを使います。人数は何人でもできますが、3人から5人位がちょうど良いと思います。まず、読み札を全部裏返しにして、全員に均等に配分します。親を決め、親が自分の手札の中から同じ種類の札を何枚か場に出します。種類は、読み札の人物の絵によって、「てんのう」「おんなてんのう」「つね」「かんじゃ」「まめ」「やか」「ぺんこり」「ぺちゃ」「ぼうず」「せみまる」の10種類に区分されます。
 次の人は親が出した札と同じ種類の札を同じ数だけ出します。そして今度は自分が親となって手札から同様に場に出します。もし、親が出した種類の札が同じ枚数だけない場合は、“きる”か“お通り”をします。“きる”とは「てんのう」を1枚出すことで親の権利を得るもので、「つね」「かんじゃ」「まめ」「やか」「ぺんこり」の5種類の男子の札に対して有効です。
 親が「ぺちゃ」を出した場合は「おんなてんのう」で“きる”ことができます。また、「ぼうず」に対しては「せみまる」でしか“きる”ことが出来ません。
 「てんのう」や「おんなてんのう」等の切り札を持っていない時や温存しておきたい時は、“お通り”をします。これは親から一枚受け取ってパスすることで、親は任意の札を渡すことが出来ます。
 こうして順に手札を場に出して行き、早くなくなった人が勝ちです。残った人は勝った人の次の人が親になって、勝負を続けます。
 種類が多くて見分け方を覚えるのが大変ですが、相手に渡す札の選択や切り札の使い方などに戦略性があるので、はまると病みつきになります。わが家以外ではやったことも聞いたこともないのですが、子供たちとぜひインターネットを使って広めようと話しています。

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2004.12.04

日本も“大量破壊兵器”?

 昨日の朝日新聞夕刊トップに「長射程誘導弾を研究」という記事が出た。
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05年度から5年間の防衛力整備の指針となる、「中期防衛力整備計画」(次期防)の概要案が3日、明らかになった。地対空ミサイルなどによる敵の攻撃を妨害するための戦闘機搭載型電子妨害装置の開発や、地対地攻撃用の長射程精密誘導弾の研究着手を盛り込んだ。防衛庁は「離島が侵攻された際の対処がねらい」(幹部)としているが、敵国の基地への攻撃能力を持つことにもつながる。政府は専守防衛の観点からこうした兵器の保有を避けてきた経緯がある。
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この長射程誘導弾は、射程数百キロだという。数百キロを仮に5百キロとすると、これだけ離れた離島は沖縄など南西諸島か八丈島くらいしかない。隠岐に設置すれば北朝鮮も届く距離だ。

ところで、確かフセイン政権時代のイラクに対する国連決議の中に、“射程150キロを超える弾道ミサイルの廃棄”という項目があり、これを“大量破壊兵器”だと某国は呼んでいたのではなかっただろうか?それからすると、日本も“大量破壊兵器”を持とうとしている、ということになる。

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2004.11.28

蘆花恒春園

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 ちょっと風は冷たいけれど、とっても良い秋晴れだったので、自転車で蘆花恒春園に行ってきました。ここは元徳富蘆花の自宅だったところを、未亡人が東京都に寄付して公園にしたものですが、環八沿いに2万坪もあります。今なら物凄い大富豪ですね。
 もみじはまだほとんど色づいてなかったけれど、黄葉は鮮やかで、落ち葉も一面敷き詰めるほどでした。

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2004.11.23

大相撲、国別対抗戦

 相変わらず相撲では朝青龍が強い。また連勝記録を作りそうな勢いだ。同じモンゴル出身の白鵬も今日は魁皇を破り、将来が楽しみだ。
 調べてみると、幕内にはモンゴル出身力士が7人いるが、相撲界全体では36人もいる。ほかに幕内には黒海(グルジア)、露鵬(ロシア)、琴欧州(ブルガリア)、春日王(韓国)と5カ国の外国人がおり、序の口から全力士をみると、プラジル、中国、トンガ、チェコ、カザフスタン、エストニアと全部で11カ国になる。驚いたことに、現役力士には曙、武蔵丸、小錦、高見山ら有名力士を輩出した米国籍の力士がいない。

 これだけ相撲が国際化してきたのだから、国別対抗戦やワールドカップを行ったら面白いのではないだろうか。多分、初代チャンピオンはモンゴルに持っていかれるだろうけれど...

 外国力士の四股名がユニークだ。ロシア出身には大露羅(おおろら)、阿夢露(あむーる)という力士がいるし、エストニア出身力士の四股名は把瑠都(ばると)だ。もっと受けるのはカザフスタン出身力士の風斧山(かざふざん)だろう。

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2004.11.20

浦和レッズ、ステージ優勝

 ついに、浦和レッズが悲願のステージ優勝を果たした。あのJ2転落から苦節5年、ブッフバルトが監督として戻ってきた年に優勝を手にしたことは、何かの巡り会わせを感じる。
 今日は、絶対勝って優勝を決めると思って、最初から最後まで録画していたのに、エメルソンのPKだけで負けてしまったのは悔しい。レッズとしては、悲願の悲願、泥沼からここまで這い上がって手にした栄冠は、涙が出るほど感激したが、でも、これで満足してはいけない。まだ、チャンピオン・シップと天皇杯が残っている。特に、横浜Fマリノスには、今年のJリーグでは2度とも引き分けなので、ぜひ勝って年間チャンピオンの座についてほしい。

 ただ、今日の試合を含め、ここ何試合かのレッズはちょっとおかしい。一方的に攻めているのだが、なかなか点が取れず、カウンターを食らって点を取られている。よく見てみると、あまりに前掛りすぎて、DFまでもがハーフウエイラインより前まで上がっており、エメルソンや田中達也が動き回るスペースが無くなってしまっている。敵陣に人数をかけて攻め込めば、当然相手も守備に回り、敵陣内に両軍のほとんどの選手が入ってしまっている。これではエメルソンや田中達也のスピードと機敏な動きを活かすスペースがない。
 浦和が今年優勝できたのは、鉄壁の守りで相手の攻撃を防ぎ、一瞬の隙をついて二人の超快速FWが点を奪ってきたからだ。あまりに得点力を強調されすぎたため、選手一人ひとりが点を取ろうという気持ちを強く持ちすぎているのではないだろうか。
 このままでは、また知将岡田監督の作戦に嵌ってしまうかもしれない。もう一度、攻めはエメルソンと田中・永井に任せて、鉄壁の守りを固める気持ちに戻る必要があるのではないだろうか。

 こんなことを書くのも、絶対にチャンピオン・シップを取ってほしいからだ。絶対、絶対に!!

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2004.11.19

自民党の憲法改正草案大綱

 自民党憲法調査会が憲法改正草案大綱の素案をまとめた。
 「自衛軍」の創設や、天皇を元首とすること、国民の責務として国防を掲げるなど、賛成しがたいことばかりだが、最も驚いたのは、
 
 「憲法改正手続きを緩和し、国会が国民投票を提案できる条件を、現行の衆参各院の総議員の3分の2以上の賛成から過半数の賛成に変えるほか、国民投票を実施しなくても、衆参各院の総議員の3分の2以上の賛成で改正案を成立させることができるとした。」
 
ことである。これは、国会議員だけで都合よく憲法を変えれるようにするもので、「国民みずからの憲法」としての考え方を否定するものである。自民党が以前から言っている、『現行憲法はアメリカ占領軍からの押し付け憲法であり、自主憲法を制定しなければならない』という主張は、実は“日本国民の”自主憲法ではなく、“国会議員の”、あるいは“自民党の”自主憲法であったのか、ということにもなりかねない。
 このことは、昨年4月に発表された衆議院憲法調査会事務局が出した『硬性憲法としての改正手続に関する基礎的資料』のなかでも、次のように明確に否定されている。

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ウ 憲法改正手続
96 条の定める憲法改正国民投票制は、国民の制憲権の思想を端的に具体化したものであるから、これを廃止すること(そして、それに代わって総議員の3 分の2 の多数決だけで改正が成立する制度に改めること)は、いわば改正権による制憲権の簒奪ないし改正権の自己否定(自殺行為)であり、国民主権の原理を根底からゆるがす意味をもち、改正権の対象とすることは理論上できない、と解される。もっとも、国民代表制の代わりに憲法改正を行うための特別の憲法会議(convention)の制度に改めることは、理論上は可能と考えてよいであろう。ただ、問題は、国民意思と代表者意思との一致を確保することが、事実上きわめて困難であることにある。(『憲法学Ⅰ憲法総論』芦部信喜 78 頁)
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世界中には、議院の議決のみで憲法を変えれる国も沢山存在するが、それぞれ成り立ちが異なるものであり、日本国憲法は、「国民主権」であり、改正する場合にも「国民の名で」公布すると定められている。

何を変えようが、この第96条だけは絶対に変えてはならない、と思う。

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2004.11.12

アラファト議長、死す

 バレスチナのアラファト議長が亡くなった。
 パレスチナのことを最初に考えたのは、中学生くらいの頃に第4次中東戦争が起こり、沢山のパレスチナ難民が発生して問題になったことだった。そしてどこかでパレスチナ難民の少女が書いた絵葉書を買ったことを覚えている。
 あれからもう30年位経って、パレスチナは自治政府を持つまでにはなったが、イスラエルからの圧力は相変わらず存在し、強大な武力による攻撃に晒されている。
 アラファト議長の功罪はよく勉強していないが、パレスチナ人のリーダーとして少なくとも一度はパレスチナ問題解決の道筋を見出し、ノーベル平和賞を受けた人物であるという点で、歴史に名は残るだろう。

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2004.11.11

ファルージャ侵攻はテロリストの思う壺

 イラクで米軍がファルージャに侵攻し、制圧しようとしているらしい。ところが、逆に各地でテロが起こり暫定政府の首相の親族までもが誘拐されている
 これらのことで、イラク国民の不安は募り、アメリカへの不信・苛立ちとなって現われ始めている。イスラムの聖職者たちも侵攻反対から米軍占領反対へと変わってきている
 これはまさにテロリストの戦略である。一般市民へのテロが権力者の過剰反応を引き出し、一般市民の権力者への反感を引き出すことに成功しつつある。小泉首相も簡単に「攻撃を成功させなきゃ」なんて言っているが、一般市民の多大な犠牲を伴う米軍の攻撃は、テロリストの思う壺だということを、少しは考えたのだろうか?

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2004.11.03

楽天イーグルスは生き残れるか

 東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生した。プロ野球の構造自体は変わらず、また地元でもライブドア派が圧倒的だっただけに、先行きは厳しい。どういう球団営業をやるのかはわからないが、年俸を抑え、2軍クラスの選手ばかり集めても弱いだけで、ファンは集まらないだろう。Jリーグのヴュィセル神戸の例をみると、三浦カズとかエムボマのようなかつてのスター選手を集めて話題を作っているが、成績は今ひとつ。取り立てて変わった観客動員策はやっていないように思える。
 楽天イーグルスが存続し、プロ野球を活性化する起爆剤になるためには、まず面白い野球をし、熱狂的なファンを掴むことが必要だと思う。弱小選手で面白い野球をするにはどうするか。徹底的に走る野球にこだわるとか、守備の名手だけを揃えるとか、データ野球で相手バッターごとに大胆にシフトを変えるとか...
 田尾さんにそんな采配は期待できないかな。

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2004.11.02

自衛隊宿営地が被弾

 サマワの自衛隊宿営地にロケット弾が発射され、倉庫用のコンテナが被弾した。確か、隊員も攻撃からの避難はコンテナの中だったはず。今回の跳弾はコンテナを貫通したそうだが、小銃ならともかく、ロケット弾にはコンテナは無力であることを示した。
 きっと自衛隊員は、本格的に自分たちに攻撃が向いてきたことを感じているだろう。被害が出る前に、早く撤退すべきではないだろうか。

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2004.10.31

イーグルスに感激!

 昨日、東京ドームでのEAGLESのライブを見に行った。ライブに行くのは20年ぶりくらいだ。
 第一部の名曲中心で、感動の1時間だったが、後半はメンバー個人の曲やハードな曲が多く、おじさんにはちょっと疲れた。圧巻はアンコール! 沢山の人がこれを聞きに行ったのだろうと思われる「ホテル・カリフォルニア」で始まり、後半のギターとベースのテクニックにはやはり鳥肌が立った。
 ラストは「Take It Easy」と「Desperado」。やらないのかなぁ、と思っていたところで、最後に来た、と言う感じで興奮した。ドン・ヘンリーのヴォーカルは、やっぱり名唱!!
 観客はおじさん、おばさんだけでなく、もう“おじいさん”と言えるような人もいた。わずかに来ていた子供は「孫」だろうか。

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遺体は別人

 イラクで発見された人質は、日本人ではなかったという。昨日夕方、テレビのニュース速報で別人だと聞いてから電車に乗ったら、夕刊紙には“遺体発見”、“拷問・惨殺”という文字が一面の見出しになっていた。共同通信が「殺害」と誤報を配信したことが直接の原因のようだが、そのニュースソースは政府与党関係者となっている。
 穿った見方をすると、彼らはずるずると人質が生存したまま時間が経過するよりも、早く殺害されて一時的に世間が騒いでも、12月の自衛隊派遣延長の議論までに沈静化することを期待しているのではないだろうか。
 ところで、発見されクウェートに搬送された遺体は誰のものだろう。「日本人ではない」とか、「アラブ風の衣服を着ている」というニュースはあるが、どこの国の人という情報は全くない。後頭部を撃たれた惨殺遺体が、イラクには沢山放置されているということだろうか?

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«イラクで新たな人質事件