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2005.10.01

首相靖国参拝は違憲

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<首相靖国参拝>小泉首相「違憲ではない、理解に苦しむ」

 小泉純一郎首相は30日の衆院予算委員会で、首相の靖国神社参拝について違憲判断を示した同日の大阪高裁判決について「私の靖国参拝が憲法違反だとは思っていない。首相の職務として参拝しているのではない。それがどうして憲法違反なのか、理解に苦しむ」と述べ、反論した。松本剛明氏(民主)の質問に対する答弁。首相は同日夕、判決が自らの参拝に与える影響を記者団に問われ、「ま、ないですね、(判決自体は)勝訴でしょ」と述べ、否定した。
 答弁で首相は「私は戦没者に対する哀悼の誠をささげるということと、二度とあのような戦争を起こしてはならないという気持ちで参拝している。それが憲法違反であるというのはどういうことか」と判決を批判。年内の参拝の予定については「適切に判断する」との立場を改めて示した。【尾中香尚里】
(毎日新聞) - 10月1日1時29分更新
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 小泉首相の批判は、どうも理解に苦しむ。大阪高裁の判決で述べられていることは、『二度とあのような戦争を起こしてはならないという気持ち』であることを憲法違反と言っているのではなく、①そのことを最も公人としての性格が強い『首相』である小泉氏が、②『靖国神社』という純然たる宗教法人に、③『参拝』という名の神道形式の宗教儀礼で行ったことが、『政教分離』を定めた憲法に違反する、と言っているのである。
 ①については、歴代の首相が「公人」か「私人」かということを曖昧にすることで避けてきた問題であり、今回の判決の中でも詳細に検討して「公人」と認定している。
 ②については疑う余地のない事実であり、戦後GHQの「神道指令」の時に、靖国神社自身が超宗教的な立場から、一宗教法人となる道を自ら選択ことで存続を図った経緯がある。その後も、様々な機会に、靖国神社への参拝は「宗教」ではなく、「祭祀」だとか「(日本人)なら誰でも崇敬すべき“道”」である、とかの議論がされていきているが、これらはいずれも『倫理的カモフラージュ』に過ぎない。(高橋哲哉著「靖国問題」ちくま新書 参照)

 小泉首相が本当に不戦の誓いをたてるつもりであるならば、もっと他の方法があるのではないだろうか。まず、先の戦争がなぜ起きたかをもっと研究し、その中で「靖国神社」がどういう役割を果たしていたのかを学ぶべきだと思う。また、過去の日本に限らず、現代においても「宗教」による国民のコントロールが、戦争やテロといった問題にどれだけ深く関与しているのかを考えてみる必要があるのではないだろうか。

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Tracked on 2006.08.24 at 10:11 PM

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Tracked on 2007.08.27 at 01:26 AM

Comments

古い記事に対するレスですみません。
まったく同感です。
論点が判決とズレてますよね。。。

Posted by: たっちゃん | 2005.12.09 at 05:01 PM

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